妨弾で妄想

急に声が聞こえて声の方を向くと、エントランスの端の方で腕を組んで壁に寄りかかってるテiヒョンが居た。 「ねえ、まさかそいつとヨリ戻したの？（笑）」 ＃妨弾で妄想 pic.twitter.com/BuKXdWFYdJ
@Parallel__E ()


. . 『……ごめん、ありがと…ね（汗）』 「おう」 ＃妨弾で妄想 pic.twitter.com/1a9bPXWggB
@Parallel__E ()


ー当日ー 実家で荷物をまとめて、玄関に出た。 さっきからお兄ちゃん見かけないし車もない。 出かけてるのかな…？ お兄ちゃんに電話した。 “あーもしもし？今日ね行けなくなったから、代わりにユiンギが行ってくれるから” 『…………は…？！？！』 ＃妨弾で妄想
@Parallel__E ()


なんと、お兄ちゃんが出張で1ヶ月も地方に行くらしい！ 『えぇ(TT)寂しい(TT)』 「そんなー泣くなよー(*^^*)（めっちゃ嬉しい）」 えぇ…お兄ちゃん居ないなら、実家仕事通いにくすぎるし… もうテiヒョンに会うこともないんだろうから向こうの家帰るか… ＃妨弾で妄想
@Parallel__E ()


意を決して向こうの家に帰ることに決めた。 「じゃあその日は送るよ」 『ありがとうお兄ちゃん』 ずっと実家にいる訳にも行かないもんね。向こうも家賃払ってるし。 ちょっとあの家に戻るのは心細いし心配だけど、“前に進む”ために頑張ろうという気になれていた。 ＃妨弾で妄想
@Parallel__E ()


「なんか少し前より元気になったね」 『そうかな？』 「うん、前までため息ばっかだったけど」 『けど？』 「うーんなんかさ、前はスマホばっか気にしてたけどそれも無くなったし。」 すごい。ジiミンってめっちゃ見てたんだな。 実際今、 ＃妨弾で妄想
@Parallel__E ()


初めてだった。 私はもうここ最近自分は許されないと もうそれからは逃げられないと 思い続けていた。 その罪を犯してから 罪を知った上で “前に進んだ”って前向きな言葉を言ってくれた人は、 私を責めなかった人は、 初めてだった。 ＃妨弾で妄想
@Parallel__E ()


「気づけたんならそれでいい。お前は前に進んだってことだろ。」 ＃妨弾で妄想 pic.twitter.com/EeSCSinryv
@Parallel__E ()


『自分のことばっかになってた。それで、あんな行動しておきながら…あんな最後で正直良かったのかどうかも分からない…。 私一人が最低だったなと思う。ほんとにほんとにごめんなさい。』 私がそう言うと、ユiンギは何故かクスって笑った。 ＃妨弾で妄想
@Parallel__E ()


『ユiンギ…』 私が彼の名前を静かに呼ぶと、ユiンギはゆっくりこっちを見た。 『私こそ、ほんとにほんとにごめんなさい。』 私は頭を深く下げた。 『ユiンギの気持ち考えれてなかった。』 ＃妨弾で妄想
@Parallel__E ()